私が出会った一冊の本

 子供時代から、何の原因か分らないが本を読むことにあまり興味を持っていない。高校生になって、ある日、友達と一緒にデパートに行った。そこの本売り場で、偶然ある本が私の目に入った。山口百恵の自伝だった。その場ですぐ買ってしまった。  

 私は、両親の影響で、小さい頃から日本の歌を聴いている。中学校の時、当時日本で流行っていた松田聖子や中森明菜の歌も良く聞いていた。その上、日本の芸能関係のニュースも自分にとって欠かせないものだった。それらの原因かもしれないがその山口百恵の自伝という本を買って読み始めた。

 彼女が14才の時、スター誕生という番組で優勝して、歌手としてデビューした。幾つかの歌が話題になり、ヒットして、たくさんの映画にも出演した。21才の若さで、まだ芸能生活の絶好期に突然結婚宣言して引退した。こんなに注目される人は、もちろんいろいろな苦労もした。例えば両親の関係がうまく行かず、父親の無責任にも我慢して、母親と妹三人で、貧乏な生活を送りながらずっと歌手になることを目指していた。

 小さい頃は私も歌手になることがずっと自分の夢だったから、その本を読んでとても感心した。それが、印象に残っている私が出会った一冊の本だ。(08/17/02)